晴
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夕べ遅くまで遊んだためか、朝寝坊。ガイドブックをめくりつつ、朝食 Buffet が手頃な値段の、アウトリガー・ワイキキ・オン・ザ・ビーチの「デュークス」にチャレンジ。PKからはカラカウア通りをはさんでビーチ側すぐ。すでに朝食時間も終わりに近づいていたので、特に並ぶことなく席に着くことができた。
オムレツ焼きのおじさんの手際よさに感動。何人か前の人の分を焼きながら、具に何を使うか聴いてくる。マッシュルーム、アンチョビー、ベーコン(粉末状)、ハム(2mm ぐらいの角切り)、タマネギ、ネギ(Green Onion)、チーズ、ズッキーニなどがあり、ひととおり全部の時は「All.」。指さしでも大丈夫。おじさんはそれらをいったん器に集め、前の人の分を焼き上げる。フライパンが空くと、まず油を入れ、熱し、チーズ以外の具を炒め始める。だいたい火が通ったところで、卵液を注入。チーズをかける。玉子をまんべんなく行き渡らせ、焦げ付かないように揺すりながら、片面が焼けるのを待つ。じゅー。その間おじさんは後の人の注文を聴いたり、もう一方のフライパンをケアしている。と思ったらフライパンをポーンと振ってひっくり返す。ジュー。やがて皿に盛られてできあがり。オムレツはメキシカンスタイルなので、フライパンの形そのまま、つまり丸い。
本日は長丁場なので、デザートのフルーツまでしっかり食べ、そうこうしているうちにランチバフェの時間になってしまった。約束の時間も近づいてきたので、部屋に引き上げる。
部屋に戻りしばらく経つと、ワタベから係員がやってきて、登紀子のヘアセットと着付けが始まる。髪を引っ張ったり伸ばしたり、ピンで串刺しにしながら頭のセットは着々と進んでいく。が、その間、ヒマをもてあます。IMP へビーチサンダルを買いに行ったり、abc で昼食用の軽食を買ったりする。
いよいよ登紀子の髪も完成。ウェディングドレスを着付けるころから、ようやくこちらも準備開始。頭をムースで固め、ワタベに指示されたとおり素肌に立衿シャツを着込み、ベスト、ズボン、タイ、コートを着ていく。男は楽でよい。しかし暑い。
部屋で衣装が完成すると、その姿のままエレベータを下り、フロントを抜け、正面玄関に横付けされたストレッチリムジンまで歩いていくことになる。1Fロビーで待機していた家族にバシャバシャ写真を撮られ、エレベータホールのカイウラニ王女の肖像画と記念撮影をしたりさせられる。時間的にもちょうどツアー客が到着したりする時間で、ほとんど見せ物状態。おまけに一歩外に出ると、熱帯の暑さ。登紀子の重装備はリムジンに乗るのも一苦労。ストレッチリムジンといっても、ドアは普通の車と変わらない。
リムジンがファースト・ユナイテッド・メソディスト教会前に滑り込む。家族は別のバンで送られる。ビデオ撮影班(といってもデブのねーちゃん1人だが)も待機している。というかすでにカメラを回している。
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教会の入口。右は新婦の父。 |
リハーサルのあと本番。神父の厚い温かい手が印象的。ちょっとたばこ臭いが。セレモニーがひととおり終わると、教会の中や中庭でスナップ写真の撮影。中国系のカメラマンの、いかにも華僑的なポーズ要求にちょっと疲れる。
式の後、教会から再びストレッチリムジンに乗り家族の車とは別方面に移動し、アラモアナビーチパークのとなりのケワロビーチで、オプションの記念撮影。ここのカメラマンはなかなかの乗せ上手。撮影後、ホテルまでは別のストレッチではないリムジン。
ホテルに到着すると運転手がなにやら大声を張り上げて注目を集める。ちょうど大きな団体様ご一行が日本から到着したところで、またもや見せ物状態。そそくさと部屋に戻り、やっと暑苦しい格好から解放される。がその後のディナーに備えて、自前のワイシャツとネクタイを着用。ふう。
夕食は、ツアー料金に含まれているアフターウェディングディナーを、パシフィックビーチホテル内のレストラン「ネプチューン」で。料理は海鮮フレンチ、メインはロブスターの半身焼きだったが、びっくりイベントもあった。フロアを取り囲む水槽の中で、ダイバーのおねーちゃんがなにやらボードを持ってこちらに向かってくる。ここまではよい。なかなかの趣向だ。ところがボードには、「・・・Congratulation Mr. & Mrs. Nedo.」??? 「ねど」って・・・。様子伺いに来たウェーターにそのとこを告げたら、慌てふためく彼ら。程なくダイバーのおねーちゃんが再登場し、今度はちゃんと「Mr. & Mrs. Endo」となっていた。
食後いったん部屋に戻り、軽装に着替え、PK の向かいにあるハイアットリージェンシーに宿泊する義妹夫妻の部屋を訪問。ちょうど、ディナー中爆睡していた姪っ子のお食事中。
その後再びホテル周辺を徘徊し、翌日からの浜遊びに備えて、PK となりの水着ショップで登紀子は水着を購入。
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